こんにちは♪なこちです。今回は本の紹介をします。
学生の時に人並みに英語を勉強したけど、実際の話す言葉は速すぎて、英語を全然聞き取れない、話せるようになる気がしない。と思ったことはありませんか?
むちゃくちゃ速いよね
この本を読むと、なぜ聞き取れないのかがわかり、この本の通りに訓練をすれば、思った以上に簡単に、英語が聞こえるようになり、会話ができるようになると思えました。
海外で話せるようになる光が差しました♪
本気で英会話を習得したい人は必見です!
こちらの本は、2017年に出版されました。
この記事はこんな人におすすめ
・英語を今まで人並みに勉強したけど、それでも話せない人
→この本に書かれていることを実践すれば、
・簡単な単語を使って話したいことを英語で話せるようになる
・最後のレベルまで実施すると、英語の映画を字幕なしで楽しめるようになる
ゆる〜く楽しく、毎日15〜20分でも粘り強く続けるのがポイント
中田さんのYouTube動画でも紹介されています。^^
この本の著者 英会話習得に光が差しました。感謝です。
Cozyさん
Cozyさんのブログの内容がまとめられて書籍化されています。
ブログ【アホみたいに楽しく★100%英会話を身につける方法】
アメリカで医学系研究員として2年間勤務されたそうです。
本は要点がまとめられていて理解しやすいと感じました。
この本に書かれていること 3つの要点
〜日本人の高い英語の単語力(中学レベル)と文法力(中学レベル)を持った上での上達への道〜
①海外ドラマで実際に使われている単語の数は多いが、繰り返し、何度も出てきている単語の数は思った以上に少なく、簡単なシンプルな単語である。
②スピーキング、リスニングのレベルに合わせた習得方法
③スピーキングレベル1〜3の練習問題が最後に特別付録として載っている
英会話に必要な単語の数 話したいことを英語で話す!
単語の数:500〜1,00個の中学レベルの単語を駆使すれば言いたいことは言える
本のタイトルを見た時、え?うそでしょ。信じられない。と思いませんでしたか?
たとえそうだとして、聞き取りができるレベルに到達できる気はしないですよね・・。
読んでみると、海外ドラマ『SEX and the CITY (SATC)』や『FRIENDS』では約8割が350個の中学校レベルの単語が使われていたそうです。
もちろん、350個は英会話の超ウルトラ基本単語であり、言いたいことを自由に言うためにはもう少し単語がほしいところですが、それでも、僕自身のこれまでの経験では、500〜1,000個の中学校レベルの単語を駆使すれば、あらゆることが言えると感じでいます。
引用:『海外ドラマはたった350の単語でできている』P39
え?それでも1000個でいいの?驚きっ
ちなみに、中学一年生の息子が今年の春に、小学校で学んだ単語という単語帳を持って帰ってきたのですが、それがすでに480個でした。
イマドキの小学生すごいね。
私は高校生の時までは真面目に英語を勉強し、得意な方だったのですが、大学生になり、会話できるレベルになれる気が全くしない。今までの勉強は一体何だったのだろう。と愕然としたことを覚えています。
TOEICでは知らない難しい単語がたくさんあって、こんなに難しいものをさらに覚えないと会話できないの??と愕然としました。単語を知らないと話せないと思っていましたが、1000個の単語を駆使すれば会話はできるんですね。
1000個の単語で話したいことが話せるって信じられないよ?
難しい言葉は「それ、どういう意味?」と聞いて優しい言葉に言い換えてもらうといいんだって。うちの息子ともそういうやりとりあるなと思い出したよ。そんな感じ。
実際の海外ドラマで使われる単語の量は、難関大学 < TOEIC860点 < 海外ドラマSATC(難関大学のざっくりおよそ約2倍)のようです。
ただ、滅多にでてこないレア単語より、90%を占めているメジャー単語(約2000単語)に注目した方がよさそうです。
このように、実際に単語を分析していくと、たった1度きりしか出ない単語が5,000個以上もある一方で、2,000個ほどの単語がセリフのほとんどを埋め尽くしているという事実が見えてきました。
引用:『海外ドラマはたった350の単語でできている』P18
2,000個の単語があれば、『SATC』のセリフの90%をカバーできる!
2,000語というと、中学校で覚える単語が1800くらいなのでそれに少しプラスすればいい程度ですね。自分で言いたいことを話す分には1000語で大丈夫そうですが・・。
参考までに、中1息子に購入した人気の単語帳をのせておきます。1800個の単語が載っています。
しかし・・(下に続く)
英会話で重要なのは単語の数ではない
英会話で重要なのは覚えている単語の数ではありません。
引用:『海外ドラマはたった350の単語でできている』P26
いかにして、実際の会話で使われる単語のみを優先的に選び、自分のものにするか。つまり、単語の「量」ではなく「質」こそが大事なのです。
というわけで、ここに最高品質の単語達を大公開します!
口語だから習わないのだろうということですが、すっごく会話では使われるので、おさえないといけないようです。
ちなみに中学校では習わない単語トップ10の第一位はgonnaだそうです。
2012年から中学校では新たに習う単語300個が追加されましたが、300個の単語よりもたった1個のgonnaやろと言っても過言ではないのです。
引用:『海外ドラマはたった350の単語でできている』P28
基本過ぎることを知らないなんて驚き!
こんな大事な単語を知らなかったなんて!
あむがな(I am gonna)、あゆがな(Are you gonna)、がなびー(gonna be)・・・。
超練習しとこっ。
他の9個もおさえておきたいところです。慣れるまでに時間がかかりそう・・。
正しい英会話の学習方法 |英語で話せるようになるためには
僕がアメリカで英会話に苦しんでいたのは、英語をペラペラ話せなかったからではないのです。相手に何度聞き返しても、英語が速すぎて何を言っているか全くわからない。この状態が本当にどうすることもできず、恐怖だったのです。逆に、相手が言っていることさえ聞き取ることができれば、ネイティブのようにペラペラ英語を話せなくても会話できることに気づきました。
引用:『海外ドラマはたった350の単語でできている』P58
これを読んで、アメリカに旅行に行った時のことを思い出しました。
空港でベビーカーを搭乗口まで持って行っていいよ。と係の人が言ってくれたのですが、ゆっくり話してください。と言っても全然速度が変わらないまま、5回くらい聞き直したことを思い出しました。そして奇跡的になんとかかろうじて理解できました。笑
これは、スピードの速さ以外に、文字と実際に聞こえてくる音が一致していないからという理由があるようです。なるほど!!!
目指すべきリスニングのゴール
引用:『海外ドラマはたった350の単語でできている』P59
↓
英語の音と文字を一致させ、
ネイティブスピードの速い英語を瞬時に理解できる
目指すべきスピーキングのゴール
↓
引用:『海外ドラマはたった350の単語でできている』P63
シンプルな単語で瞬時にセリフを作る
自分が今どれくらいの英語力があるかを理解して、自分のレベルに合わせた学習方法が大事だそうです。
スピーキングは適切な訓練で短期で対応可能だけど、リスニングは長期戦です。
具体的なレベルの確認方法やそれに合わせたレベルの上げ方がチャプター3と4に詳しく書かれています。
・スピーキング力
特に短期間でスピーキング力を上げるための、ポイントはかなり詳しく書かれていました。即効性があると感じました。
簡単なシンプルな単語でよく使う文章を作成する練習なので、この本に書かれていることを素直に練習すれば、中学レベルの単語力と文法力があれば習得できます。
・リスニング力
リスニング力は、ディズニーの映画、海外ドラマを見ながらの学習方法が薦められています。字幕と音と映像、ドラマでは口の動きや表情を確認できる点がいいと書いてありました。
特に最終難関のリスニングレベル4まで、本に書かれていることを根気強くこなすと、字幕なしでDVDを楽しむことができるレベルになります。
(英会話が目標であればリスニングはレベル3くらいを目標に取り組めばいいです。)
・習得にどれくらい時間がかかる?
スピーキングに関して言えば、1か月もあれば相当レベルアップできます。
しかし、リスニングに関しては、慣れるまでに時間がかかると思います。
どれくらい時間がかかるのか? これは、もちろんあなたの現在地によりますが、自分の感覚からいうと、字幕なしまでたどり着くためには、最低でも半年〜1年以上は続けることが必要だと感じます。
だからこそなんです。だからこそ、ゆる〜く、楽しくが大事なのです。
引用:『海外ドラマはたった350の単語でできている』P145
毎日15〜20分をひたすら続けることが大事と書かれていました。
好きなドラマや映画なら、きっと楽しめますよね。自分に合うものを見つけたいです。^^
習得する中で、発音だけはネイティブの人に正しく発音できるか聞いてもらうことが薦められていました。
オンラインのレッスンもあるので、短期間でも併用したいです。
やっぱりリスニングは、今まで真面目にやったことがない分、根気がいるという感想です。当たり前ですよね。でも、正しいやり方がわかるだけでもかなり有難いです。
知らなかったこと
まあ、本の中身は知らないことだらけだったのですが、結構衝撃的だったことを紹介します。
基本だけど、超大事。
英語と日本語の最大の違い、それが時制です。
引用:『海外ドラマはたった350の単語でできている』P78
例えば、次の質問にあなたはなんと答えますか?
What do you do?
何してる?めし食ってるから、I have dinner now!!……違います。
これは、普段何してるの?という意味で、学生とか職業を聞くフレーズらしいです。今何しているかは、現在進行形を使うようです。あんまり気にしてなかったなと反省。
日本語で、今〜してるとか普段〜してる、と言う時に、日本語は、「今」「普段」という単語で時を区別しているのに対して、英語では、現在進行形と現在形という時制の使い分けで区別してるらしいです。へー!となりました。
時制はしっかり意識する必要があるそうです。
まとめ この本を実戦すれば英会話ができるようになる
楽しくゆるく、習慣化して継続することが大事
真剣に英語を使えるようになりたいなら、この本を片手に熟読しながら取り組むといいです。そして、真剣にドラマをみましょう。^^
旅行に行く時に少しだけでも、聞き取れたりしたら、すっごく嬉しいだろうな〜。
アメリカ旅行のリベンジがしたいね。
夢がふくらみます。
諦めていた英会話の習得への道筋が見えて嬉しいです。
アニメの、のだめカンタービレに出てきたような習得方法だな、とぼんやり思いましたが、やるとなったら根気がいります。継続が大事です。
やるならば、いきなり果てしなく遠く感じる高レベルを目標にするのではなく、小さいステップアップを目指すところから、小さく始めたいと思います。
この本に書いてあったように、ゆるく楽しくをモットーに。
時制や口語のマスターや、言いたい言葉を瞬時に英語に組み立てるなど、小さいところからならやっていけます。
好きな映画やドラマを使ったり、工夫して楽しくステップアップできるといいなと思います。
英語習得のヒントがたくさん詰まった素敵な本でした♪
英会話に興味がある人はぜひ、一度読んでみてくださいね。
英会話を習得する必要があるけど困っている人は、必見の書です♪
またねー!
電子書籍もあります。
amazonの kindle unlimited会員なら追加料金なしで読めます。
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